サンワサプライなどのメーカー別、軽量な本体、コンパクトなサイズ感、Bluetooth接続に対応、専用スタンドや収納バッグが付属、マウス感度(DPI)の調節が可能、カラーバリエーションが豊富、などの特徴別にご紹介します。
出張でマウスを気軽に持ち運びたい、パソコンで簡単に文字を書く、狭いスペースでマウス操作をしたい、などの目的をお持ちの方におすすめです。
目次
ペン型マウスについて
ペン型マウスとは?
ペン型マウスとは、ボールペンの様に細長い、スティックタイプのマウスです。
従来のマウスと違って、ユーザーはボールペンのように握り、文字を書く時と同じ要領でポインタを操作します。
また実際のペンと同じく、胸ポケットに入るくらいのコンパクトでスリムな形状で、外出先でも荷物にならず、邪魔にならないのが特長です。
ペン型マウスの価格帯は?
基本的な性能のペン型マウスであれば、約2000円~3000円から購入できます。
海外メーカー製がほとんどですが、BluetoothまたはUSBレシーバーでの無線接続、左右クリックやマウスホイールなど、基本性能は備わっています。
国内メーカー製(サンワサプライなど)であれば4000~5000円程度で購入可能。国内メーカー製にこだわりがある方や、カスタマーサポートに不安がある方は、国内メーカー製のペン型マウスがおすすめです。
また製品によっては10,000円を超える製品もありますが、目的と予算に応じて、必要であれば選択肢の1つとして検討しましょう。
なお、本記事で言及している製品の価格は変動する場合があります。価格を保証するものではなく、あくまで参考情報としてお考え下さい。
ペン型マウスをおすすめする人
ペン型マウスは、胸ポケットに入れておけるほどスリムでコンパクトなので、出張でマウスを気軽に持ち運びたい方や、荷物をできる限り少なくコンパクトにしたい方におすすめです。
マウスポインターの操作は、ペン先を動かす隙間さえあればOK。外出先の狭いスペースでも操作しやすいです。
またパソコン上で簡単な文字を書けるので、打ち合わせで咄嗟にメモしたい時に便利。文字を書く時と同じ感覚で操作できるので、手の負担も少ないです。
【文字・イラストは書ける?】ペン型マウスとペンタブレットの違い
ペン型マウスは、ペン本体だけで使用可能です。反応する材質の上であれば、ポインターを操作できます。また持ち運ぶ場合も、ペンだけなので邪魔になりません。
ただし、イラストのような繊細な線描写には適していません。手早く簡単に操作したい、文字を書きたい、持ち運びを楽にしたい、などの用途に向いています。
ペンタブレットの場合は、ペン以外にも板状のタブレットが必要です。尚且つ、タブレット上でペンを動かさなければ、ポインターを操作できません。
しかしペンタブレットには基本的に筆圧感知機能があり、線のタッチを細かく調整することができるので、ペン型マウスよりもイラストの作成に適しています。
ペン型マウスのメリット
ペン型マウスのメリットを3つ解説します。
- ペンのような自然な握り心地で操作可能
- スリムな形状で持ち運びに便利
- 狭いスペースでも、マウスポインターを操作できる
ペンのような自然な握り心地で操作可能
ペン型マウスは、ボールペンの様に細長い、スティックタイプのマウス。ペンのように握り、文字を書くように操作できるので、慣れ親しんだ自然な握り心地で、直感的な操作を体感できます。
従来のマウスに比べて、ペン型マウスは数十グラムと非常に軽量。無線タイプでコードの煩わしさは無く、操作時の負担も少ないのが特長です。
スリムな形状で持ち運びに便利
ペン型マウスは、ペンのようなスリムなスティック状。ボールペンと同じく、胸ポケットに入れられる程のコンパクトなサイズ感で、収納性が高く、持ち運びにも便利です。
例えばビジネスシーンでは、大きいマウスをカバンから出し入れするのは非常に手間がかかります。ペン型マウスであれば、胸ポケットからサッと取り出すだけで、すぐさまマウス操作が行えます。
狭いスペースでも、ポインターを操作できる
ペン型マウスは従来のマウスと違い、ペン先を平面で滑らせることにより操作が可能。少しのスペースさえあれば、ポインターを操作できます。
特に外出時は作業スペースが取りづらく、従来のマウスでは十分にポインターを動かせないこともあります。ペン型マウスがあれば、少しのスペースを見つけるだけで、ポインターを操作できます。
ペン型マウスのデメリット
ペン型マウスのデメリットを2つ解説します。
- 操作に慣れが必要
- 従来のマウスよりも、使用可能時間は短め
操作に慣れが必要
ペン型マウスは、ペンで文字を書くようにポインターを操作するので、慣れが必要です。
特に文字を書く場合は、ペンを操作する位置と線の描写される位置とが異なるので、そのギャップに少し違和感を抱くことも。
机の上では、紙で文字を書く時のような丁度よい摩擦もないので、独特な操作感に慣れるまで、少し時間がかかる可能性があります。
従来のマウスよりも、使用可能時間は短め
ペン型マウスは、従来のマウスに比べて使用可能時間が短いです。
例えば下で紹介するサンワサプライのペンマウスは、連続動作時間が約26時間。メインのマウスとして使用するにはバッテリー持ちに不安があります。
加えてペン型マウスは乾電池式が多いので、電池交換のコストも。仮に充電電池を使用するとしても、使用状況によっては充電回数が多くなる可能性があります。
ペン型マウスの使い方・接続方法を徹底解説
- 対応する乾電池を準備する
- 無線接続の設定を行う
- 各種ボタンの反応を確認する
- DPIの調整を行う
- 使わないときは、スタンドに収納する
ペン型マウスは基本的に乾電池式です。あらかじめ対応する乾電池を準備しましょう。
充電バッテリー式タイプの場合は不要です。
デバイス上で無線接続の設定を行います。USBレシーバー方式、Bluetooth方式など、無線方式に応じて各種設定を行います。詳細な設定方法は、ペン型マウスの取扱説明書を参考にしましょう。
電源スイッチ、左右クリック、ホイールなど、本体にある全てのボタンが機能していることを確認しましょう。
ペン型マウスにDPI調整機能がある場合は、自分の操作しやすい感度(DPI)に設定しましょう。
ペン型マウスを使用しない時は、専用スタンドに収納しておきましょう。加えて電源をOFFにしておけば、バッテリーの節約にもなります。
失敗しないペン型マウスの選び方
失敗しないペン型マウスの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 接続方式を確認する
- 対応するOSを確認する
- 重量とサイズ感を確認する
接続方式を確認する
ペン型マウスの接続方式を確認し、お手持ちのデバイス(パソコン、タブレットなど)に対応しているかを確認しましょう。
USBレシーバー方式であれば、デバイスにUSBポートの空きが必要です。
Bluetooth方式であれば、お手持ちのデバイスがBluetoothに対応しているかを確認しましょう。対応していなければ、外付けのBluetoothレシーバーなどをあらかじめ準備する必要があります。
デバイスのOSに対応したペン型マウスを選ぶ
お手持ちのデバイスのOSに対応したペン型マウスを選びましょう。
上で説明した接続方式に対応していても、そもそもOSが対応していなければペン型マウスを使用することができません。
特にスマートフォンやタブレットなどの機器は、ペン型マウスがBluetoothに対応しているだけでなく、デバイスのOS(Andoroid, iOSなど)に対応していることも必ず確認しましょう。
重量とサイズ感を確認する
ペン型マウスは細長くてコンパクトですが、そのサイズ感はしっかりと確認しておきましょう。
例えば、お気に入りのペンケースなどに収納したい場合は、長さや太さを確認してくと安心です。ビジネスバッグの内側に差し込んでおきたい、という場合もサイズ感の確認は重要です。
重量については、多くの製品が数十gと軽量ですが、軽い製品ほど手の負担も少ないです。
【有線からBluetoothまで】2021版おすすめのペン型マウス6選
2021版おすすめのペン型マウスを6選紹介していきます。
サンワサプライ ペンマウス 400-MABT160
最初に紹介するおすすめのペン型マウスは、「サンワサプライ ペンマウス 400-MABT160」です。
サンワサプライ ペンマウス 400-MABT160の仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
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サイズ | 18 × 25 ×140 mm |
重量 | 20g(電池を含まない) |
電池の種類 | 単4乾電池 |
サンワサプライ ペンマウス 400-MABT160のおすすめポイント3つ
- 本体は約20gの軽量設計で、持ち運びも楽々
- タッチペンとして、スマホやタブレット操作も可能
- 専用スタンドで、立てて収納できる
サンワサプライ ペンマウス 400-MABT160のレビューと評価・評判
軽量で持ち運びも簡単。ビジネスシーンにも使えるシックなデザイン
サンワサプライのペンマウスは、本体を握ったまま主要なボタンに指が届きやすく、持ち替える必要がありません。
マウス感度も800、1200、1600 CPIの3つから選択可能。ボタン1つで自分好みの操作感に調節できます。
また専用スタンドを使えば、本体を立てて収納できるので、机のスペースを有効に使えます。軽量でコンパクトな設計で、胸ポケットに入れたりなど、持ち運びも簡単です。
Swiftpoint ProPoint SM600
次に紹介するおすすめのペン型マウスは、「Swiftpoint ProPoint SM600」です。
Swiftpoint ProPoint SM600の仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
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サイズ | 44 × 33 × 56 mm |
重量 | 22.68 g |
電池の種類 | バッテリー式 |
Swiftpoint ProPoint SM600のおすすめポイント3つ
- ペングリップデザインの超小型ワイヤレスマウス
- 急速充電に対応。30秒の充電で1時間使用できる
- iPadにも対応。WindowsやMacにも互換性あり
Swiftpoint ProPoint SM600のレビューと評価・評判
ペングリップデザインの小型マウス。超コンパクトで旅行や出張にも
SwiftpointのProPoint SM600は、ペングリップデザインの小型マウス。ペンで字を書く時と同じ要領で操作できます。
他のペン型マウスと異なり、細長い形状ではなく、従来のマウスを限りなく小さくしたようなデザイン。コンパクトな本体は、旅行や出張でも荷物になりません。
また人間工学に基づいたボディ形状が、人間の手と手首を自然な姿勢へと促し、負担を軽減します。
WindowsやMac、iPadなど、広い互換性もポイントです。
Swiftpoint PadPoint SM630
次に紹介するおすすめのペン型マウスは、「Swiftpoint PadPoint SM630」です。
Swiftpoint PadPoint SM630の仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
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サイズ | 56 × 40 × 33 mm |
重量 | 24g |
電池の種類 | バッテリー式 |
Swiftpoint PadPoint SM630のおすすめポイント3つ
- ペングリップデザインで手の負担が少ない
- 軽量でコンパクトなボディ。持ち運びにも邪魔にならない
- フル充電で最大4週間使用できる
Swiftpoint PadPoint SM630のレビューと評価・評判
旅行や出張のiPadのお供に持っていきたい小型軽量マウス
ペングリップデザインの超小型ワイヤレスマウス。上で紹介したSM600よりも少し安価に購入できます。
本体はコンパクトながら、人間工学に基づいた形状。長時間使っても手の負担が少なく、疲れにくい設計です。
バッテリー式で、1分の充電で1時間、フル充電すれば最大4週間も使用可能。旅行や出張などで、充電切れになる心配も少ないです。
Spark Innovators Pocket Mouse PM-1000
次に紹介するおすすめのペン型マウスは、「Spark Innovators Pocket Mouse PM-1000」です。
Spark Innovators Pocket Mouse PM-1000の仕様・製品情報
接続方法 | USBレシーバー方式 |
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サイズ | 152.4 × 12.7 × 25.4 mm |
重量 | 141.75g |
電池の種類 | 記載なし |
Spark Innovators Pocket Mouse PM-1000のおすすめポイント3つ
- 最大30フィート(約9.1m)離れても使用可能
- ペン先の逆側にはスタイラスチップ付き
- 専用のスタンドが付属
Spark Innovators Pocket Mouse PM-1000のレビューと評価・評判
Amazonレビューが1000件以上。海外ユーザーの多いペン型マウス
Pocket Mouse PM-1000は、Amazonの購入者レビューが執筆時点でなんと1000件以上。ペン型マウスの中ではレビュー数が非常に多く、主に海外の方が購入しているようです。
接続方式はUSBレシーバー方式。最大30フィート(約9.1m)離れても使用が可能です。
またペン先端の反対側にはスタイラスチップが付いており、スタイラスペンとして機能します。専用スタンドも付属するので、デスク上でも場所を取りません。
YFS ペン型マウス PR-03
次に紹介するおすすめのペン型マウスは、「YFS ペン型マウス PR-03」です。
YFS ペン型マウス PR-03の仕様・製品情報
接続方法 | USBレシーバー方式 |
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サイズ | 140 × 20 × 15 mm |
重量 | 29 g |
電池の種類 | AAA電池(単4電池) |
YFS ペン型マウス PR-03のおすすめポイント3つ
- カジュアルなレッドカラー
- DPI変更ボタンで、マウス感度を調節可能
- クリアの専用スタンドが付属
YFS ペン型マウス PR-03のレビューと評価・評判
ビジネス以外でも、カジュアルに使いたい方におすすめ
本体はカジュアルなレッドカラー。ビジネスシーン以外にも、プライベートで使えるような明るいカラーリングです。
左右クリック、マウスホイール以外にも、DPI調節ボタンがあり、800、1200、1600DPIの3段階から好みのマウス感度を選択できます。
29gの軽量さもポイント。胸ポケットに入るくらいのサイズで、持ち運びの負担も少なく、邪魔になりません。
Fosa1 ペン型マウス
次に紹介するおすすめのペン型マウスは、「Fosa1 ペン型マウス」です。
Fosa1 ペン型マウスの仕様・製品情報
接続方法 | USBレシーバー方式 |
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サイズ | 記載なし |
重量 | 93g |
電池の種類 | バッテリー式 |
Fosa1 ペン型マウスのおすすめポイント3つ
- 乾電池不要の充電バッテリータイプ
- 専用スタンドだけでなく、収納バッグも付属
- グレー、イエロー、パープルの3つからカラーを選べる
Fosa1 ペン型マウスのレビューと評価・評判
豊富な付属品とカラーバリエーションが嬉しいペン型マウス
Fosa1 ペン型マウスは乾電池が不要なバッテリータイプ。乾電池を交換するコストを気にせず使用することができます。
カラーバリエーションはグレー、イエロー、パープルの3種類。使用するシーンやファッションに合わせて本体カラーを選べます。
他の商品と違い、専用スタンドだけでなく収納バッグも付属。出張などで持ち運びたい方にも便利です。
ライターあとがき
本記事の執筆時点では、ペン型マウスの種類も情報も大変少ないです。
特に商品ページ内に必要な情報が不足しているなど、時折、不安を感じさせる商品もありますので、慎重に選ぶことをおすすめします。購入者のレビューは貴重な判断材料になるので、ぜひ参考にしてみてください。
また海外メーカー製が多いので、販売業者の詳細も必ず確認しましょう。
何か不具合があった時に確実に問い合わせられるよう、会社の住所や公式HP、あるいはカスタマーサポートの連絡先などを確認しておくとより安心です。
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