肩こりの原因は主に2点あり、長時間同じ姿勢でいることと悪い姿勢によるものです。ストレッチをすれば少しはマシになりますが、姿勢を改善するためにはキーボード配置を変える必要があります。
知る人ぞ知る分離型キーボード。自作も可能で、Macでも利用できます。この記事では分離型キーボードのメリット・デメリットを解説するので、是非お試しください。
目次
- 1 左右分離型キーボードとは?その特徴も解説
- 2 左右分離型キーボードって安いの?
- 3 肩こり改善?!こんな人には左右分離型キーボードをおすすめ
- 4 左右分離型キーボードのメリットとは
- 5 日本語配列が少ない?左右分離型キーボードのデメリットとは
- 6 【自作もあり】左右分離型キーボードの選び方
- 7 【Mac対応から無線まで】左右分離型キーボードのおすすめ8選
- 7.1 Mistel Barocco Keyboard MD600-BUSPLGAA1
- 7.2 Mistel Barocco MD600-BJPPSGAA1
- 7.3 Matias Ergo Pro for Win FK403QPC
- 7.4 Logicool ERGO K860
- 7.5 Kinesis Advantage2 Keyboard KB600
- 7.6 Kinesis Freestyle2 for PC KB800PB-us-20
- 7.7 Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006
- 7.8 Perixx PERIBOARD-512BUS
- 8 ライターあとがき
左右分離型キーボードとは?その特徴も解説
分離型キーボードとは、名前の通りキーボードが右手用と左手用の2つに分かれているもので、セットで使うタイプの機種のことです。
分離型キーボードの知名度は低く、現状では日本語配列の商品を見つけるのは困難でしょう。
キーボードを選ぶときは、Macにも対応している無線キーボードなど、条件を洗い出ししてからにする方がいいと思います。
このように一癖ある分離型キーボードですが、長時間パソコンに向き合うプログラマー、タイピングを頻繁に行うライターに必需品の商品となっています。また、ゲーミング用としても使えるアイテムです。
左右分離型キーボードって安いの?
分離型キーボードの相場は、安いもので15,000円〜20,000円、高いもので30,000円〜となっています。
高いキーボードはゲーマー向けキーボードなど、より繊細な反応を求める方におすすめです。
自作でキー配置を選べるものや、高さを変えられるものもありますよ。
自分が使いやすいサイズ感を調べ、譲れない条件を見つけてください。
肩こり改善?!こんな人には左右分離型キーボードをおすすめ
長時間パソコンと向き合う生活をしている方に朗報です。
分離型キーボードを取り入れることで、職業病といわれる肩こりから解放されるかも。
キーボードは仕組み上、使うときに腕が内側によってしまいます。腕が内旋することで、肩がすくみ猫背になってしまうと言われています。
分離型キーボードでは肩がすくむことがなくなるので、肩こりのリスクが下がることを期待できます。
また、打ちやすい位置にキーボードがあることで、タイピングも容易になるでしょう。
分離型キーボードは種類が少ないため、無線で使えるか、Macでも使えるかなど、使用条件には気をつけましょう。
左右分離型キーボードのメリットとは
左右分離型キーボードのメリットを3つ解説します。
- 姿勢がよくなる
- 疲れにくくなる
- タイピング速度が上がる
姿勢がよくなる
形の決まっている通常のキーボードでは、キーの配置上どうしても肩がすくんでしまい、肩こりになってしまう方もいると思います。
分離型キーボードではホームポジションを自由に変更できるため、自分の好きなように配置することができます。胸が開くように配置すれば、姿勢改善、肩こりになりにくくなるでしょう。姿勢改善にはヨガがおすすめですが、日常の動作にも改善アイデアを取り入れてはいかがでしょうか。
疲れにくくなる
分離型キーボードを使えば胸が開きます。自分の楽な姿勢でタイピングを行えるため、姿勢改善だけでなく、疲れによるストレスを感じにくくなるでしょう。
iPadに取り付けた小さなキーボードと、デスクトップPCで使っているキーボードでは、窮屈さが大きく異なるはずです。
健康管理のためにも、姿勢を改善する方がいいでしょう。
タイピング速度が上がる
分離型キーボードは自分の1番好きな位置に配置できるため、指がより自由に動きます。
キーボードの種類によってキーの分離位置が決まっていますが、使い慣れればタイピング速度が上がり仕事効率も良くなるでしょう。タイピングにおいて窮屈さは大敵です。机の上を自由に使えるのであれば、分離型キーボードを試してみてはいかがでしょうか。
※ここで言及した肩こりへの効果は確証するものではなく、あくまでも効果が期待できると言う意味で記載しております。
日本語配列が少ない?左右分離型キーボードのデメリットとは
左右分離型キーボードのデメリットを2つ解説します。
- 商品が少ない
- 日本語配列が少ない
商品が少ない
この記事を見つけられるまで、分離型キーボードを知らなかった方も多いのではないでしょうか。
分離型キーボードのコアなファンが多いですが、知名度は低いのが現状です。需要の小さい商品のラインナップも少なくなります。
分離型キーボードの購入えを検討されるようなこだわりの強い方には、自分にあった分離型キーボードを探すのに苦労するかもしれません。
日本語配列が少ない
分離型キーボードは商品数が少なく、あまり流通していません。
キーボードの中でも分離型キーボードはマニアックな商品となっており、ラインナップを見るとほとんどが英語配列のものです。
キーボード選択において英語配列でも気にしない方は問題ないですが、選ぶときは見落としがちになるため注意が必要です。
【自作もあり】左右分離型キーボードの選び方
左右分離型キーボードの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 予算を決めておく
- 自作を検討する
- Mac対応?
予算を決めておく
分離型キーボードはマニアックな商品のため、価格のばらつきは大きくなっています。
値段は重要なポイントのため、あらかじめ決めておいた方が安心です。購入検討前に予算を決めておくことで、不要な出費を抑えれるでしょう。
キーボードに打鍵感などを求めず、ただ分離型キーボードが欲しいだけであれば、15,000円程あれば大丈夫です。
自作を検討する
自作は、分離型キーボードをカスタマイズすることができる唯一の方法です。
長時間パソコンに向き合う方であれば、キーボードの反応や打鍵感といった違いを追求したいのではないでしょうか。
安いもので条件を追求するには自作も検討してみましょう。自作キーボードでは14,000円程からラインナップが揃っています。
Mac対応?
分離型キーボードには無線・有線やキーボードの配置の違いのように、様々な種類があります。
品数は少ないですが、自分の好みのキーボードが見つけることができるでしょう。
しかし、Macに対応している分離型キーボードは意外にも少ないです。
自分にあった商品を探したいところですが、使えなかったら意味がありません。購入前には必ず再確認しましょう。
【Mac対応から無線まで】左右分離型キーボードのおすすめ8選
左右分離型キーボードのおすすめ8選を紹介していきます。
Mistel Barocco Keyboard MD600-BUSPLGAA1
最初に紹介するおすすめの左右分離型キーボードは、「Mistel Barocco Keyboard MD600-BUSPLGAA1」です。

Mistel Barocco Keyboard MD600-BUSPLGAA1の仕様・製品情報
接続方法 | USB |
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対応OS | Windows10・macOS |
配列 | 英語配列 |
サイズ | 295.5×124.5×39.5mm |
重量 | 670g |
Mistel Barocco Keyboard MD600-BUSPLGAA1のおすすめポイント3つ
- 分離型キーボードでは最安クラス!
- マクロ機能付き
- 茶軸・青軸・赤軸の選択可能
Mistel Barocco Keyboard MD600-BUSPLGAA1のレビューと評価・評判
使用感は全く問題なく、メインで用いていて不便は全くありません。
分離型キーボードを使い始めるなら、MistelのBaroccoシリーズから始めてみてはいかがでしょうか。
この商品は英語配列ですが、Macユーザーでもお使いいただけます。会社、自宅でも使える複数os対応機種は嬉しいですね。
打鍵感を気にする方であれば、軸を選ぶこともできます。
軸を変えるときは商品名が異なるため、注意してくださいね。
Mistel Barocco MD600-BJPPSGAA1
次に紹介するおすすめの左右分離型キーボードは、「Mistel Barocco MD600-BJPPSGAA1」です。

Mistel Barocco MD600-BJPPSGAA1の仕様・製品情報
接続方法 | USB |
---|---|
対応OS | Windows10・macOS |
配列 | 日本語配列 |
サイズ | 295.5×39.5×124.5 mm |
重量 | 680g |
Mistel Barocco MD600-BJPPSGAA1のおすすめポイント3つ
- 安心の日本語配列
- マクロ機能付き
- 格安!Baroccoモデル
Mistel Barocco MD600-BJPPSGAA1のレビューと評価・評判
使用に問題はありません。一応日本語配列を選んで購入しました。
MistelのBaroccoシリーズから日本語配列のキーボードが発売されました。
日本語配列では、大型のEnterキーや半角全角切替が配置されています。普段使われているパソコンが日本語配列であれば、抵抗なく導入が可能ですね。
英語配列に比べて数千円程高いのがデメリットですが、分離型キーボードを始めるハードルを下げた商品になります。
Matias Ergo Pro for Win FK403QPC
次に紹介するおすすめの左右分離型キーボードは、「Matias Ergo Pro for Win FK403QPC」です。

Matias Ergo Pro for Win FK403QPCの仕様・製品情報
接続方法 | USB |
---|---|
対応OS | WindowsOS |
配列 | 英語配列 |
サイズ | 22 x 36.8 x 3.5 cm |
重量 | 1690g |
Matias Ergo Pro for Win FK403QPCのおすすめポイント3つ
- 2年間の保証期間あり!
- 角度変更により中央を立てる山形も可能
- 特殊キーも配置あり
Matias Ergo Pro for Win FK403QPCのレビューと評価・評判
使いやすく、保証もあって安心です。
Matias Ergo Pro for Win FK403QPCは、名前の通りWindowsユーザーにおすすめのモデルです。機能が多彩で、ショートカットは最大60字まで登録可能、プログラミングもできます。
自分好みのキーボードを作れるのが特徴です。
左右それぞれに4つの足が付いているため、中央に山形や、手前・奥側に傾斜をつくれます。
Logicool ERGO K860
次に紹介するおすすめの左右分離型キーボードは、「Logicool ERGO K860」です。
Logicool ERGO K860の仕様・製品情報
接続方法 | Bluetooth |
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対応OS | WindowsOS・macOS |
配列 | 日本語配列 |
サイズ | 45.6 x 23.3 x 4.8 cm |
重量 | 1160g |
Logicool ERGO K860のおすすめポイント3つ
- 人間工学に基づいたカーブ
- 妥協しない速度と精度
- ピロー付きリストレスト
Logicool ERGO K860のレビューと評価・評判
エルゴノミックが良さがとてもよく分かるキーボード
ERGO K860は完全には分離していないキーボードです。無線でお使いいただけます。
人間工学に基づいたデザイン設計がされており、丁度いい位置にキーが配置されています。角度と配置の設計に重点が置かれているので、筋緊張が起こりにくいとされています。
安心できるLogicool製です。変わり種のキーボードを始めるのであれば、検討してみてはいかがでしょうか。
Kinesis Advantage2 Keyboard KB600
次に紹介するおすすめの左右分離型キーボードは、「Kinesis Advantage2 Keyboard KB600」です。
Kinesis Advantage2 Keyboard KB600の仕様・製品情報
接続方法 | USB |
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対応OS | WindowsOS・macOS |
配列 | 日本語配列 |
サイズ | 46.74 x 27.18 x 10.41 cm |
重量 | 997.9g |
Kinesis Advantage2 Keyboard KB600のおすすめポイント3つ
- マクロなどカスタマイズ可能
- 親指用の配列
- オプションでさらに快適
Kinesis Advantage2 Keyboard KB600のレビューと評価・評判
触れるところまで踏み込んだならば、極上のタイピング体験ができるでしょう。
変態キーボードと呼ばれるKinesisのAdvantage2 Keyboard。写真を見ていただくとわかりますが、通常のキーボードと比べると、かなり違和感を感じるのではないでしょうか。
熱烈なファンが多い商品ですが、特殊な配置もあるため慣れるまでに時間がかかります。しかし、一度沼にハマると抜け出すことが困難になるでしょう。
Kinesis Freestyle2 for PC KB800PB-us-20
次に紹介するおすすめの左右分離型キーボードは、「Kinesis Freestyle2 for PC KB800PB-us-20」です。
Kinesis Freestyle2 for PC KB800PB-us-20の仕様・製品情報
接続方法 | USB |
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対応OS | WindowsOS |
配列 | 英語配列 |
サイズ | 39 x 18.5 x 1.8 cm |
重量 | 1000g |
Kinesis Freestyle2 for PC KB800PB-us-20のおすすめポイント3つ
- 50cmまで離すことが可能!
- 便利なホットキー付き
- 豊富なアクセサリで自分好みにカスタマイズ
Kinesis Freestyle2 for PC KB800PB-us-20のレビューと評価・評判
最近のセパレートキーボードのトレンドとしてキーの数をかなり絞った製品が多いようですが、この機種は通常とほぼ変わりなしです。
KinesisのFreestyle2 for PC KB800PB-us-2は、分離型キーボードの中で最もベーシックなスタイルのキーボードです。
イラストレーターであれば、分離した間に液タブを配置するような使い方もできます。
分離型キーボードは場所を取るため、キーの個数を減らしたモデルが多いですが、こちらのモデルは通常キーボードとほとんど遜色のない作りになっています。
Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006
次に紹介するおすすめの左右分離型キーボードは、「Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006」です。
Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006の仕様・製品情報
接続方法 | 無線 |
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対応OS | WindowsOS |
配列 | 日本語配列 |
サイズ | 40.59 x 23.39 x 5.99 cm |
重量 | 500g |
Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006のおすすめポイント3つ
- キーが109個あり操作性抜群!
- クッション付きのパームレスト
- Microsoft製品で約束された満足度
Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006のレビューと評価・評判
耐久性はありませんが、使いやすいので二台目です
Microsoft社のエルゴノミクスデザインキーボードです。手首の負担を極力減らすためのデザインがさているため、動かなくてもタイピングが可能となっています。
キー位置や傾きも、人間工学に基づき設計されています。キーは軽いタッチで打鍵することができるため、長時間のタイピングでも楽に取り組めるでしょう。
Perixx PERIBOARD-512BUS
最後に紹介するおすすめの左右分離型キーボードは、「Perixx PERIBOARD-512BUS」です。
Perixx PERIBOARD-512BUSの仕様・製品情報
接続方法 | USB |
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対応OS | WindowsOS |
配列 | 英語配列 |
サイズ | 48.06 x 23.37 x 4.37 cm |
重量 | 1030g |
Perixx PERIBOARD-512BUSのおすすめポイント3つ
- 6000円で購入可!
- 7個のマルチメディアホットキー搭載
- 3Dデザインとパームレスト
Perixx PERIBOARD-512BUSのレビューと評価・評判
安価なエルゴノミックならマイクロソフトかペリックスがおすすめ。
PerixxのPERIBOARD-512BUSは、エルゴノミクスデザインでは最安のキーボードです。
変形型のキーボードは人間工学に基づいているため楽にタイピングができますが、特殊な配置に慣れる必要があります。
試しに購入するにも、ある程度のコストと勇気が必要ですよね。
このキーボードは6000円で購入ができる最安モデルです。
投資として、購入してみてはいかがでしょうか。
ライターあとがき
この記事では分離型キーボードについて、自作からMac対応品までご紹介しました。
コアなファンが多いキーボードですが、ゲーミング用など取り入れる価値が十分にあります。
ぜひ分離型キーボードを使い、パソコンライフの質を上げましょう。
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