パソコンでゲームをする方におすすめな無線LAN子機を、TP-LinkやBUFFALO、ELECOMなどの世界シェアが高いメーカーの商品別に、スペックやサイズ感の紹介をします。
通信速度を重視したデュアルバンド対応モデルや、WIFIにつながりやすいビームフォーミング機能やMI-MIMO機能を搭載したモデル、ノートパソコンに使用する時に持ち運びしやすいモデルまで、パソコンでゲームをする環境にピッタリな無線LAN子機が見つかります。
目次
- 1 ゲーム用無線LAN子機に求める機能・性能
- 2 無線LAN子機のメリット
- 3 無線LAN子機のデメリット
- 4 無線LAN子機の選び方
- 5 ゲーミングPCにおすすめの無線LAN子機8選
- 5.1 TP-Link(ティーピーリンク) WIfi5(11ac)対応 Archer T3U Plus
- 5.2 ELECOM(エレコム) WIfi5(11ac)対応 WDC-867DU3S
- 5.3 IO DATA(アイ・オー・データ) Wifi5(11ac)対応 WN-AC867U
- 5.4 TP-Link(ティー・ピー・リンク) WIfi5(11ac)対応 Archer T9UH
- 5.5 IO DATA(アイ・オー・データ) WIfi5(11ac)対応 WN-AC1300UA
- 5.6 ASUS(エイスース) WIfi5(11ac)対応 PEC-AC58BT
- 5.7 ASUS(エイスース) WIfi6(11ax)対応 Bluetoot5.0対応 PEC-AX58BT
- 5.8 TP-Link(ティーピーリンク) WIfi6(11ax)対応 Bluetoot5.0対応 Arche TX3000E
ゲーム用無線LAN子機に求める機能・性能
ゲーム使いの無線LAN子機に求める機能・性能を3つ解説します。
- Wifi6(11ax)対応
- 通信環境を調整する機能に対応
- デュアルバンド対応
Wifi6(11ax)対応
ゲームをするための最高の通信環境を構築するのであれば、通信速度が早い新しい通信規格、Wifi6に対応した製品になります。
Wifi6とは、2019年にスタートした第6世代と呼ばれる通信規格で最大通信速度は9.6Gbpsです。第5世代(Wifi5)の最大通信速度は6.9Gbpsなので1.4倍の速さを体感できます。
また複数の機器への同時通信にも強いため、スマホをお持ちの方が多いご家庭でも、途切れる心配がなくなります。
通信環境を調整する機能に対応
Wifiをつなげているデバイスとの距離を把握し、最適な通信状態を自動調整し、デバイスが移動した際にも追従し調整をしてくれるビームフォーミング機能や、同時に接続するデバイスが多い状況でも、通信状態に偏りが発生しないように調整するMI-MIMO機能に対応していること。
ゲーミングノートパソコンでゲームをする方は、場所を気にすることなく、通信環境を快適な状態にキープしやすいため、安定性を重視される方にはおすすめです。
デュアルバンド対応
Wifiには2.4GHzと5GHzの周波数があり、2つの異なる周波数を受信できる機能を、デュアルバンド機能と言います。
2.4GHzは壁などの障害物に強いのですが、電子レンジやIHなどの家電を使用した際に、電波の干渉を受けやすく、Wifi接続状態に乱れが発生することがあります。
5GHzは高速な通信が可能で、生活家電の影響をうけづらい特性がありますが、障害物に影響を受けやすいため、壁を隔てた場所では通信速度に影響がでやすいです。
ゲームをする環境が変わりやすい方におすすめです。
無線LAN子機のメリット
無線LAN子機のメリットを3つ解説します。
- 選べるサイズが豊富
- 利便性に優れている
- コスパがよい
選べるサイズが豊富
持ち運びしやすいサイズはたくさんありますが、一番小さいサイズになると、SDカードくらいのサイズになります。
付けていることを忘れてしまうくらいのサイズがあったり、見た目がスタイリッシュな形状が多いです。
小さいのにハイスペックな無線LAN子機もある為、ノートパソコンで場所を選ばずゲームをする方におすすめです。
利便性に優れている
有線でつないだ時のコードの煩わしさや、場所を選ばないという選択肢が出来ることで、自由度の高いストレスフリーな環境でゲームをすることが可能になります。
家の間取りなど物理的な要素で悩んでいるかたには特におすすめで、環境に見合ったスペックを見つけたほうが、圧倒的な早さで問題が解決します。
コスパがよい
ゲームをするのに問題のない通信速度であれば、5,000円以内でさまざまなスペックの商品から選べます。
また、使用するパソコンから電源が供給されるため、中継器としてルーターを買い、コンセントを電源にさして使用するランニングコストと比較して、非常に安い買い物だと考えられます。少しでも電気代を抑えたい方におすすめです。
無線LAN子機のデメリット
無線LAN子機のデメリットを2つ解説します。
- 長時間の使用で熱くなる
- 選び方は親機ルーターのスペック次第
長時間の使用で熱くなる
ほとんどの電子機器にいえることではありますが、発熱します。その影響で、通信状態に影響を及ぼすこともあります。
サイズを小さくして利便性を追求したことで、放熱する機能が十分ではなく、長時間集中してゲームをプレイしている時に、遅延や電波障害が発生する可能性があるため、気を付ける必要があります。
選び方は親機ルーターのスペック次第
ハイスペックな無線LAN子機を使用しても、親機ルーターが機能を搭載していなければ性能が発揮されません。
電波を発する親機ルーターにWifi6対応や、ビームフォーミング機能、デュアルバンドなどの性能が備わっていなければ、受信側の無線LAN子機は受け取れないからです。
そのため、お使いの親機ルーターの性能によって選ぶ選択肢が決まります。
無線LAN子機の選び方
無線LAN子機の選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 親機ルーターの性能を把握する
- 親機ルーターとの位置関係を把握する
- パソコンのスペックを把握する
親機ルーターの性能の把握する
使用する親機ルーターの性能と、無線LAN子機の性能を同等にすることで、本来の性能を体感することが可能になります。
ハイスペックな無線LAN子機は、コストも割高になるため、親機ルーターが持ち合わせていない機能は使用することができず、ベストなパフォーマンスを体感することはできません。
親機ルーターとの位置関係を把握する
電波を発する親機ルーターの場所と、無線LAN子機を配置する場所を直線で結んだ際に、距離と障害物があることで、受信状態に影響を与えます。
遠くに離れるほど電波は弱くなり、障害物があればなおさら弱くなるため、無線LAN子機の設置場所を把握して、電波が悪くなる原因をカバーできる機能搭載の無線LAN子機をえらぶことをおすすめします。
パソコンのスペックを把握する
OSがWindowsのみ対応であったり、インターフェースがPCI-e接続のタイプやUSB3.0接続タイプがあり、高性能の機能を発揮するために、パソコン側も機能を活かせるスペックを持ち合わせている必要があります。
無線LAN子機の中にはBluetooth機能をもつタイプがあり、1台2役となるため、パソコンの機能を追加することも可能になります。
ゲーミングPCにおすすめの無線LAN子機8選
ゲーミングPCにおすすめの無線LAN子機8選を紹介していきます。
TP-Link(ティーピーリンク) WIfi5(11ac)対応 Archer T3U Plus
最初に紹介するにおすすめの無線LAN子機は、「Archer T3U Plus」です。

Archer T3U Plusの仕様・製品情報
規格 | IEEE 802.11ac/n/a/g/b |
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インターフェイス | USB3.0 |
Archer T3U Plusのおすすめポイント3つ
- デュアルバンド対応
- 外付けハイゲインアンテナ
- MU-MIMO対応
Archer T3U Plusのレビューと評価・評判
ハイパワーな定番モデル
デュアルバンドにより高速通信環境を実現しながら、受信感度を高めるハイゲインアンテナで、受信感度を高めています。
壁を隔てた場所でも、内蔵された2本のハイゲインアンテナが遅延を抑えて安定したWifi接続を維持します。
MI-MIMO搭載の親機ルーターをお持ちであれば、他端末と同時接続しても、電波が偏ることなく受信することが可能になるため、おすすめです。
ELECOM(エレコム) WIfi5(11ac)対応 WDC-867DU3S

WDC-867DU3Sの仕様・製品情報
規格 | IEEE 802.11ac/n/a/g/b |
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インターフェイス | USB3.0/2.0 |
WDC-867DU3Sのおすすめポイント3つ
- コンパクトなサイズ
- ビームフォーミング機能対応
- MU-MIMO対応
WDC-867DU3Sのレビューと評価・評判
コンパクトなのにハイスペック
コンパクトな設計で、パソコンにUSB接続すると22mmにしかならないので、持ち運びをして外出先でも使用したい方にはおすすめです。
ビームフォーミング機能とMU-MIMO機能に対応をしている為、ご家庭内でスマホを使用する時間帯が同じ人が多くても、MI-MIMO機能が電波を抑えることなくパソコンに送信し、、ビームフォーミング機能で自分の部屋まで最適な通信速度を維持します。
IO DATA(アイ・オー・データ) Wifi5(11ac)対応 WN-AC867U

WN-AC867Uの仕様・製品情報
規格 | IEEE 802.11ac⁾/n/a/g/b |
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インターフェイス | USB3.0 |
WN-AC867Uのおすすめポイント3つ
- デュアルバンド対応
- 可動アンテナ搭載
- WPA3対応
WN-AC867Uのレビューと評価・評判
可動アンテナでハイスピード設計
コンパクトでありながら、最大90度まで可動ができる2本のアンテナを内蔵した受信部があり、電波の感度がいい位置でデュアルバンド対応で通信速度の早い周波数に合わせれば、安定した通信環境を構築することが可能です。
セキュリティに強いWPA3対応で、親機ルーターにWPA3機能が備わっているのであれば、安心してインターネットを楽しみたい方におすすめです。
TP-Link(ティー・ピー・リンク) WIfi5(11ac)対応 Archer T9UH

Archer T9UHの仕様・製品情報
規格 | IEEE 802.11ac/n/a/g/b |
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インターフェイス | USB3.0 |
Archer T9UHのおすすめポイント3つ
- 4本のハイゲインアンテナを搭載
- 設置場所を選べる
- デュアルバンド対応
Archer T9UHのレビューと評価・評判
USB3.0接続で高速通信が可能
ハイゲインアンテナを4本搭載したことで、受信感度が非常に高く、デュアルバンド対応で5GHzの高速通信帯での接続に強いため、遅延や電波の干渉が起こりづらい環境で、パソコンでのオンラインゲームをする事が可能です。
1mのUSB3.0ケーブルが付属している為、接続状態の良い場所に無線LAN子機を設置することができるため、障害物の影響を受けやすい環境でゲームをプレイされる方におすすめです。
IO DATA(アイ・オー・データ) WIfi5(11ac)対応 WN-AC1300UA

WN-AC1300UAの仕様・製品情報
規格 | IEEE 802.11ac⁾/n/a/g/b |
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インターフェイス | USB3.0/2.0 |
WN-AC1300UAのおすすめポイント3つ
- 可動する4基のアンテナを搭載
- WPA3に対応
- 実測値1031Mbps
WN-AC1300UAのレビューと評価・評判
高速通信と安心を備えたハイスペックな無線LAN子機
10Gbps対応の親機ルーターとの組み合わせで、実測値1031Mbpsを測定した実績を公表しているほど、通信速度には自信のあるUSB3.0接続タイプの無線LAN子機。稼働する4基のアンテナで高感度に受信できる環境を整えることができるため、ハイスペックな無線LAN子機を、パソコンへ簡単に接続したい方におすすめです。
ASUS(エイスース) WIfi5(11ac)対応 PEC-AC58BT

PEC-AC58BTの仕様・製品情報
規格 | IEEE 802.11ac/n/a/g/b |
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インターフェイス | PCI Express ×1 |
PEC-AC58BTのおすすめポイント3つ
- Bluetoot5.0搭載
- MU-MIMO対応
- Wave2による高速通信
PEC-AC58BTのレビューと評価・評判
wifi5(11ac)で最速通信を可能にする機能を搭載したモデル
Wifi5の次世代規格Wave2による5GHzで160MHzチャンネルが受信できることにより、遅延や電波の干渉が起きずらい通信環境を確立することが向上します。Bluetoot5.0を搭載しているため、デバイスとのつながりを増やすことができます。PCIeスロットへの接続になるため、パソコンの知識があるかたにおすすめです。
ASUS(エイスース) WIfi6(11ax)対応 Bluetoot5.0対応 PEC-AX58BT

PCE-AX58BTの仕様・製品情報
規格 | IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b |
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インターフェイス | PCI Express ×1 |
PCE-AX58BTのおすすめポイント3つ
- Wifi6(11ax)対応
- OFDMA対応
- WPA3対応
PCE-AX58BTのレビューと評価・評判
PEC-AC58BTの上位モデルで、より通信速度と接続状態が向上
Wifi6(11ax)対応になり、OFDMAとMU-MIMOに対応できることから、高速通信に特化したハイエンドモデルです。PCIeスロットに接続するタイプで、Bluetoot5.0機能搭載になるため、キーボードやマウスなどをBluetoot接続して、USB接続スロットを解放することができます。有線コードなど煩わしさから解放され、パソコンまわりをすっきりさせたい方におすすめです。
TP-Link(ティーピーリンク) WIfi6(11ax)対応 Bluetoot5.0対応 Arche TX3000E

Arche TX3000Eの仕様・製品情報
規格 | IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b |
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インターフェイス | PCI Express ×1 |
Arche TX3000Eのおすすめポイント3つ
- Wifi6(11ax)対応
- OFDMA・MU-MIMO・1024-QAM対応
- Bluetooth5.2搭載
Arche TX3000Eのレビューと評価・評判
TP-Linkの無線LAN子機最上位モデルで抜群のパフォーマンス
Wifi6(11ax)の高速通信を最大限に発揮するための機能が搭載された機種で、最新のBluetoot5.2の機能も搭載されているため、つながることに対して機能を網羅したタイプ。Windows10/11(64ビット)専用の為、Macには使用することができませんが、
通信環境に妥協したくないかたにおすすめです。
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