銀軸ゲーミングキーボードおすすめ5選【メリット・デメリットは?】

快適な打ち心地からPCゲーマーにも人気のメカニカルキーボード。

キースイッチの軸色によってそれぞれ性能が変わってくるため、どの軸色を選べばいいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?

中でも銀軸のゲーミングキーボードは、その入力速度の速さからゲーミング用におすすめのキースイッチの一つです。

そこで今回は、銀軸のゲーミングキーボードついて、その特徴や、メリットとデメリットを紹介していきます。おすすめの銀軸ゲーミングキーボードも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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赤軸ゲーミングキーボード おすすめ10選!特徴や、どんな人におすすめかも解説

2022年1月28日

銀軸ゲーミングキーボードとは

銀軸ゲーミングキーボードとは、銀軸のキースイッチを採用したメカニカルキーボードのことで、アクチュエーションポイントが浅くなっているのが特徴です。

※アクチュエーションポイントとは、キースイッチを押し込んだ際に、キーボードが入力を受け付けるポイントのこと。

アクチュエーションポイントが浅くなると、それだけ素早い入力ができるようになるため、反射神経を競うゲームなどで有利に動くことができるようになります。

ゲーミングキーボードの種類を紹介!他軸の違いとは?

銀軸キーボードの種類を3つ解説します。

ゲーミングキーボードの種類3つ
  • 赤軸
  • 青軸
  • 茶軸

赤軸

赤軸は、滑らかなクリック感が特徴のキースイッチで、リニア軸と呼ばれたりもします。

軸色の中でも、いわゆるスタンダードに分類され、初めてメカニカルキーボードを触る人にもおすすめのキースイッチです。

また、打鍵音が静かなことも特徴として挙げられますが、そもそもメカニカルキーボードはその設計上、静音性には優れていません。そのため過度な期待は禁物です。

青軸

青軸は、しっかりとしたクリック感と、キーを押し戻す力(反発力)が強いのが特徴のキースイッチで、クリッキー軸とも呼ばれます。

カチッとしたクリック音が爽快で、「タイピングをしている感」を味わいたい人におすすめです。

ただし、打鍵音は大きめなので、ゲーム実況などで動画配信をしたり、静かな場所で使用する場合は注意が必要です。

茶軸

茶軸は、赤軸と青軸の中間に位置しており、バランスの取れたクリック感が特徴のキースイッチ。タクタイル軸とも呼ばれます。

ほどよい滑らかさと、ほどよいクリック感から、赤軸同様、初めてメカニカルキーボードを触る人にもおすすめの軸と言えます。

ゲーミング用だけでなく、普段用としても使用するのであれば、茶軸のゲーミングキーボードも選択肢としておすすめです。

銀軸ゲーミングキーボードのメリット

銀軸ゲーミングキーボードのメリットを3つ解説します。

銀軸ゲーミングキーボードのメリット3つ
  • 素早い入力が出来る
  • タイピングで疲れにくい
  • 打静かな打鍵音

素早い入力が出来る

銀軸はアクチュエーションポイントが浅いため、素早い入力操作に対応できるのがメリットです。

赤軸や青軸などのアクチュエーションポイントが2.0mmなのに対して、銀軸のアクチュエーションポイントは1.2mmまで浅くなっています。

キーを押し込んでから、入力を受け付けるまでの時間が短いため、反射神経を競うFPSゲームなどでアドバンテージを得ることができます。

タイピングで疲れにくい

アクチュエーションポイントが浅いということは、それだけキーを押し込む力を抑えることができます。

他の軸色に比べてタイピングの負荷が低くなるため、FPSだけでなく、RPGのような長時間プレイするゲームにも銀軸のキーボードはおすすめと言えます。

静かな打鍵音

銀軸は、赤軸と同じくクリック感が滑らかなため、他の軸色に比べて静音性に優れています。

さらに、アクチュエーションポイントが浅いので、撫でるようにタイピングをすれば、赤軸以上に静かなタイピングも可能です。

ゲーム実況など、タイピング音をできるだけ抑えたいといった人にも、銀軸ゲーミングキーボードはおすすめです。

銀軸ゲーミングキーボードのデメリット

銀軸ゲーミングキーボードのデメリットを2つ解説します。

銀軸ゲーミングキーボードのデメリット2つ
  • 誤入力が発生しやすい
  • クリック感が少ない

誤入力が発生しやすい

メリットでも紹介したように、銀軸はとにかく素早い入力ができることが特徴です。

しかし、あまりにも反応が良すぎるため、指が触れただけで入力されたりなど、誤入力が頻発してしまうことも。

初めて銀軸のキーボードを触る場合は、その感触に慣れるまで時間がかかるかもしれません。

クリック感が少ない

銀軸は静音性に優れる反面、クリック感がほとんどありません。

もちろん静かなタイピングを求める人にとってはメリットになり得るのですが、メカニカルキーボード特有の、カチカチとしたクリック感を求める人には少し物足りなさを感じるかもしれないので注意が必要です。

ゲーミングキーボードの選び方

ゲーミングキーボードの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

ゲーミングキーボードの選び方3つ
  • 接続方式で選ぶ
  • サイズで選ぶ
  • キー配列で選ぶ

接続方式で選ぶ

ゲーミングキーボードは、主に有線接続と無線接続の2つの接続方式があります。

有線は遅延を抑えやすく、無線に比べると価格も低めなのが特徴です。

それに対して無線は、コードがない分デスク周りをスッキリさせることができます。最近では遅延を抑えた製品も増えてきていますが、価格はどうしても高くなりがち。

特にこだわりがなければ、最初はコストを抑えられる有線がおすすめです。

サイズで選ぶ

ゲーミングキーボードは、一般的なフルサイズと、テンキー部分がオミットされたテンキーレスサイズがあります。

また、最近ではテンキーレスよりもさらにコンパクトになった、60%サイズモデルのキーボードも増えてきました。

データ入力などをする場合は、テンキーがついたフルサイズキーボードがおすすめですが、FPSなどゲーム中心の使用であれば、テンキーレスや60%サイズキーボードのほうが操作性が上がるのでおすすめです。

キー配列で選ぶ

ゲーミングキーボードは、日本語配列と英語配列の2種類のタイプがあります。

一般的なキーボードは日本語配列のものが多く、英語配列は「半角/全角」「無変換」「変換」といったキーがないのが特徴です。

テキストチャットなど、文字入力の機会が多い人は日本語配列がおすすめですが、ゲーム中に誤って「半角/全角」キーなどを押してしまうと、一時的に操作を受け付けなくなるといったデメリットもあります。

キー配列については、ゲームと文字入力のバランスを考えて、自分に合った方を選ぶようにしましょう。

銀軸ゲーミングキーボードのおすすめメーカー一覧

銀軸ゲーミングキーボードのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

銀軸ゲーミングキーボードのおすすめメーカー3つ
  • Corsair(コルセア)
  • Ducky(ダッキー)
  • HyperX(ハイパーエックス)

Corsair(コルセア)

コルセアは、アメリカを拠点とするPCデバイス・メーカー。メモリを中心に、PC周辺機器を世界60ヶ国以上に展開しています。

メカニカルキーボードでは、ドイツのCHERRY社のメカニカルスイッチ「CHERRY MXスイッチ」を採用しており、高水準の信頼性と耐久性を誇ります。

キースイッチの軸色も、各種豊富に取り揃えられているため、銀軸以外のゲーミングキーボードも探しやすいのもポイントです。

Ducky(ダッキー)

海外プロゲーマーの間でも人気のダッキー。

コルセア同様、ダッキーのメカニカルキーボードも「CHERRY MXスイッチ」を採用しており、高い性能を発揮してくれます。

サイズが100%、80%、65%、60%サイズと、豊富にラインナップされており、それぞれ目的に合わせたキーボードを選びやすいのも特徴。

スペースキーのプリントなど、遊び心のあるデザインもおすすめのポイントです。

HyperX(ハイパーエックス)

ハイパーエックスは、アメリカを拠点とする「Kingston(キングストン)」のゲーミングデバイスブランドです。

キーボード以外にもマウスやヘッドセットなど、幅広いジャンルをラインナップしており、デバイスやソフトウェアを統一しやすいのも特徴です。

ハイパーエックスの銀軸ゲーミングキーボードでは、キースイッチにkaihua社のメカニカルスイッチ「Kailh Silver Speedキースイッチ」を採用。アクチュエーションポイントが1.1mmとなっており、高速タイピングを求める人におすすめです。

銀軸ゲーミングキーボードのおすすめ5選

銀軸ゲーミングキーボードのおすすめ5選を紹介します。

Corsair K70 RGB MK.2

最初に紹介するおすすめの銀軸ゲーミングキーボードは、「Corsair K70 RGB MK.2」です。

Corsair K70 RGB MK.2の仕様・製品情報

銀軸の種類 Cherry MX Speed RGB
キー配列 日本語配列
バックライト RGBバックライト
テンキー
接続方法 有線
サイズ 438x39x166 mm

Corsair K70 RGB MK.2のおすすめポイント3つ

  • 銀軸以外にも赤軸と茶軸タイプも選べる
  • 100%アンチゴースト・Nキーロールオーバー対応
  • マルチメディアキー搭載のフルサイズキーボード

Corsair K70 RGB MK.2のレビューと評価・評判

フルサイズの銀軸ゲーミングキーボードにおすすめ

Corsair K70 RGB MK.2は、アルミフレームボディのフルサイズキーボードです。

100%アンチゴースト、Nキーロールオーバーに対応しているので、すべてのキーの同時押しや、高速入力も確実に認識してくれます。

また、Windowsロックキーにより誤入力を防いでくれるため、安心して操作できます。

銀軸以外にも、赤軸と茶軸タイプがラインナップされており、好みに合わせて選べるのもメリット。

ライターからの一言
使いやすいフルサイズで初めてのゲーミングキーボードにもおすすめです。

Corsair K65 RAPIDFIRE

次に紹介するおすすめの銀軸ゲーミングキーボードは、「Corsair K65 RAPIDFIRE」です。


Corsair K65 RAPIDFIREの仕様・製品情報

銀軸の種類 Cherry MX Speed RGB
キー配列 日本語配列
バックライト RGBバックライト
テンキー
接続方法 有線
サイズ 355x38x165 mm

Corsair K65 RAPIDFIREのおすすめポイント3つ

  • コンパクトなテンキーレスサイズ
  • 操作性アップのキーキャップが付属
  • 銀軸と赤軸の2種類から選択可能

Corsair K65 RAPIDFIREのレビューと評価・評判

日本語配列対応、テンキーレスサイズのゲーミングキーボード

Corsair K65 RAPIDFIREは、ゲーミング向けのテンキーレスサイズのキーボード。日本語配列対応で、テキストチャットなどを利用する人にもおすすめです。

「Corsair K70 RGB MK.2」同様、100%アンチゴースト、Nキーロールオーバー、Windowsロックキーに対応しており、安心してゲームプレイに集中することができます。

着脱式のパームレストと滑り止め用のキーキャップが付属。プレイシーンに合わせて、自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいポイント。

ライターからの一言
コンパクトサイズながら、日本語配列にも対応しておりゲーム以外にも使いやすいです。

DUCKY One 2 Mini RGB 60% version

次に紹介するおすすめの銀軸ゲーミングキーボードは、「DUCKY One 2 Mini RGB 60% version」です。


DUCKY One 2 Mini RGB 60% versionの仕様・製品情報

銀軸の種類 Cherry MX Speed RGB
キー配列 英語配列
バックライト RGBバックライト
テンキー
接続方法 有線
サイズ 302x108x40 mm

DUCKY One 2 Mini RGB 60% versionのおすすめポイント3つ

  • コンパクトで使いやすいキーポジション
  • 赤軸、茶軸、銀軸から選択可能
  • 取り外し可能なUSBタイプC接続

DUCKY One 2 Mini RGB 60% versionのレビューと評価・評判

コンパクトなサイズと、取り外し可能なUSBタイプCケーブルにより取り回しがいいゲーミングキーボード

DUCKY One 2 Mini RGB 60% versionは、持ち運びにも便利な60%サイズのゲーミングキーボードです。

フルサイズに比べてマウススペースを大きく確保できるため、FPSなどのゲームでも快適にプレイすることができます。

また、取り外し可能なUSBタイプCケーブル接続のため、汎用性が高いのもメリット。

スペースキーのおしゃれなデザインなど、女性にもおすすめのゲーミングキーボードです。

ライターからの一言
ゲーミング用のガチガチのデザインが苦手って人にもおすすめのキーボードです。

HyperX Alloy FPS RGB

次に紹介するおすすめの銀軸ゲーミングキーボードは、「HyperX Alloy FPS RGB」です。


HyperX Alloy FPS RGBの仕様・製品情報

銀軸の種類 Kailh Silver Speed
キー配列 英語配列
バックライト RGBバックライト
テンキー
接続方法 有線
サイズ 442x129x35 mm

HyperX Alloy FPS RGBのおすすめポイント3つ

  • コスパに優れた「Kailh Silver Speed」を採用
  • 高耐久性のスチールフレームボディ
  • 最大3つまでのオンボードメモリに対応

HyperX Alloy FPS RGBのレビューと評価・評判

オンボードメモリ機能と、便利な着脱式のUSBケーブルにより、持ち運びにも便利なゲーミングキーボード

HyperX Alloy FPS RGBは、頑丈なスチールフレームボディが特徴のフルサイズゲーミングキーボード。無駄なスペースを削ったフレームは、他のフルサイズキーボードと比べても小さめとなっています。

キースイッチはkaihua社の銀軸キースイッチ「Kailh Silver Speed」を採用しており、アクチュエーションポイント1.1mmの高速入力が可能です。

取り外し可能なUSBケーブル接続で、コンパクトに管理できるのもポイント。

また、USB受電ポートも付属しているため、スマホの充電など汎用性に優れるのもメリットの一つ。

ライターからの一言
少しコツはいりますが、銀軸による高速入力はゲームプレイで確実なアドバンテージとなります。

ASUS X802 STRIX SCOPE

次に紹介するおすすめの銀軸ゲーミングキーボードは、「ASUS X802 STRIX SCOPE」です。


ASUS X802 STRIX SCOPEの仕様・製品情報

銀軸の種類 Cherry MX Speed RGB
キー配列 日本語配列
バックライト RGBバックライト
テンキー
接続方法 有線
サイズ 356x40x136 mm

ASUS X802 STRIX SCOPEのおすすめポイント3つ

  • ゲーム向けのテンキーレスサイズ
  • プライバシーを確保するステルスキー搭載
  • クイックトグルスイッチで機能性アップ

ASUS X802 STRIX SCOPEのレビューと評価・評判

コスパに優れたASUSのテンキーレスサイズのゲーミングキーボード

ASUS X802 STRIX SCOPEは、ゲーミングデバイスメーカー「ASUS」のテンキーレスサイズのゲーミングキーボード。キースイッチは、CHERRY社のメカニカルスイッチ「CHERRY MXスイッチ」を採用しています。

すべてのアプリを非表示、音声をミュートにすることができるステルスキーを搭載しており、プライバシーの確保がしやすいのも特徴です。

また、メディアキーとファンクションキーの切り替えをすることができるクイックトグルスイッチを使えば、ゲーム用と普段用で素早く使い分けるられるのもおすすめのポイントです。

ライターからの一言
人気メーカーのASUSは、マウスやモニターといったデバイスと合わせやすいのもおすすめの理由です。

ライターあとがき

銀軸のゲーミングキーボードは、その入力速度の速さからゲーミング用におすすめです。

慣れるまでに少々コツはいりますが、使いこなすことができれば確実にゲームスコアを伸ばすことができるでしょう。

自分にあったゲーミングキーボードを選ぶためにも、当記事を参考にしてもらえらばと思います。

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