20万円を超えるハイエンドゲーミングPCは、購入するとなると非常に高い買い物になります。PC自体それなりの期間使い込むものでもあるので、しっかりと選びたいですよね。
今回は、そんなハイエンドゲーミングPCについて特徴やメリット、おすすめできる方の特徴をまとめてみました。
もし20万円を超えるハイエンドゲーミングPCを購入するか迷っている方や、ハイエンドゲーミングPCが自分に必要なのか悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)の特徴
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)の特徴を3つ解説します。
- 複数のモニターへの高画質出力にも対応!
- 複数のアプリケーションをスムーズに可動可能!
- ゲームの起動やローディングが速い!
複数のモニターへの高画質出力にも対応!
シングルモニターでのゲームプレイは、攻略情報やSNS、その他アプリケーションを同時に閲覧することができないため、不便なことが多いです。
その点、非常に高いスペックを持つハイエンドゲーミングPCは、複数のモニターに対する出力はもちろんのこと、ゲームによってはマルチモニター出力でさらに没入感の高いゲーム体験を可能にします。
複数のアプリケーションをスムーズに可動可能!
ハイエンドゲーミングPCは、メモリのボリュームからCPUの性能に至るまで非常に高性能です。
複数のアプリケーションを同時に運用すると、どうしても処理が重くなってしまいます。
このようなマルチタスクをすることが多い方には、ハイエンドゲーミングPCは非常におすすめできます。
また、ゲーム配信などのストリーミングもマルチタスクの一つですので、配信者には特におすすめです。
アプリケーションの起動やローディングが速い!
ハイエンドゲーミングPCは、ローディングやゲームの起動速度が非常に速く、多くのアプリケーションやゲームをスムーズに動作させることができます。
ですのでゲーマーはもちろんのこと、クリエイターにも非常におすすめできるPCです。中でもローディングの速さが重要なMMORPGをプレイしたいと考えている人には特におすすめです。
ハイエンドPC(20〜30万円)はこんな方におすすめ!
20万から30万のハイエンドPCは、マルチタスクを行うことが多い配信者や、複数のファイルを開くことが多いクリエイター、MMORPGやシミュレーションゲームなどといった調べながら進めたいゲームをプレイする方におすすめです。
中でも
- 重たい処理を行うことが多いクリエイターの方
- FPSなどの高いフレームレートを維持しなければいけないゲームの配信者
に該当する方には特におすすめです。
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)の注目したい機能・性能
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)の注目したい機能・性能を3つ解説します。
- 高いレンダリング能力!
- 高いロード速度!
- マルチタスクでも高い安定性!
高いレンダリング能力!
20万円から30万円のハイエンドゲーミングPCの注目したい機能、一つ目は高いレンダリング能力です。
レンダリングとは、映像の描画能力で、特に3DCGやシェーダーと呼ばれる陰影処理の際に高い負荷が発生します。
そんなレンダリングにおいてハイエンドゲーミングPCは非常に高いパフォーマンスを発揮するため、映像クリエイターや美麗な3Dグラフィックが特徴のゲームをプレイする予定の方には非常におすすめできます。
高いロード速度!
ハイエンドゲーミングPCの注目したい機能、二つ目はロード速度です。
ハイエンドゲーミングPCは、CPUの処理能力からストレージといった読み込み速度と書き込み速度に影響を及ぼすパーツにも高性能なものを採用しているため、PCの起動やアプリケーションの起動、ロード速度が非常に速く、さまざまな用途で快適な環境を維持できます。
マルチタスクでも高い安定性!
ゲーマーの方では、ゲームアプリ以外にも、コミュニケーション用のソフトやブラウザーといったアプリをゲーム中に立ち上げっぱなしという方は少なくないかと思います。
そんなマルチタスク環境において、ハイエンドゲーミングPCは無類のパフォーマンスを発揮します。
中でもブラウザーは非常にメモリと処理中枢に負荷をかけますが、ハイエンドゲーミングPCであれば難なくマルチタスク可能です。
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)のメリット
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)のメリットを3つ解説します。
- 起動が速い!
- マルチタスク性能が高い!
- 非常に高いグラフィック性能!
起動が速い!
ハイエンドゲーミングPCの何よりのメリットは起動の速さです。
コアなゲーマーの方や、クリエイターの方は、ほぼ毎日PCを起動すると思います。そのため起動時間が速いという事は、毎日受ける恩恵ということになります。
また、起動以外にもロード速度も非常に速いため、多くのファイルを読み込むクリエイターの方やロード回数が多いMMORPGをプレイされる方には特におすすめです。
マルチタスク性能が高い!
マルチタスク性能は、ハイエンドゲーミングPCの大きなメリットの一つです。
作業中やゲーム中に、ブラウザーで検索を行うことは少なくないかと思います。そんな日常的に使っているブラウザーですが、メモリとCPUへの負荷は比較的高く、そこそこの価格のPCのスペックでは、一部の作業中やゲーム中に利用するとカクつきが発生することも少なくありません。
非常に高いグラフィック性能!
高性能なグラフィックボードを搭載しているため、ハイエンドゲーミングPCのグラフィック性能もトップクラスの性能です。
そのため、美麗なグラフィックが特徴のゲームや、ゲームのフレームレートが重視されるFPSと幅広いタイトルにおすすめです。
また、重たい処理を行うことが多いクリエイターの方には特におすすめです。
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)のデメリット
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)のデメリットを2つ解説します。
- 消費電力が高い
- 用途によってはオーバースペックになってしまう
消費電力が高い
高性能なCPU、グラフィックボードを搭載しているハイエンドゲーミングPCは、10万円前後のモデルと比較して電力消費が高いことが多いです。
そして、消費電力の高さから、発熱量も大きいです。冬はあまり気になりませんが、夏になると空調をしっかりと効かせないとPCの寿命にも関わるレベルで発熱をする場合もありますので、注意が必要です。
用途によってはオーバースペックになってしまう
20万円から30万円のハイエンドゲーミングPCは、さまざまな用途に用いることができる一方で、場合によってはオーバースペックになってしまうことも少なくありません。
20万円を下回るPCも十分なスペックを持っていることが多く、しっかりとした目的が無い場合は宝の持ち腐れになってしまいます。
特に配信や動画投稿を目的としないゲーマーの方にとっては、オーバースペックとなってしまうことが多いので注意が必要です。
20万円以下のPCとの違い
20万円以下のゲーミングPCと20万円から30万円のハイエンドゲーミングPCの違いは、価格相応の性能の差以外はありません。そのため、ご自身の用途に合ったスペックのPCを選ぶことをおすすめします。
ゲームをシングルモニターでプレイする予定の方であれば、20万円を超えるハイエンドゲーミングPCは、ほとんどの場合でオーバースペックとなります。そのため、配信を目的としたゲーマーや、マルチモニターにゲーム画面を出力し、より没入感を重視したいという方と、クリエイターの方以外には正直なところおすすめできません。
【ドスパラ】ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)おすすめ3選
ハイエンドゲーミングPC(20〜30万円)を5選紹介していきます。
raytrek ZF 10850K搭載モデル
最初に紹介するおすすめのハイエンドゲーミングPCは、「raytrek ZF 10850K搭載モデル」です。

raytrek ZF 10850K搭載モデルの仕様・製品情報
CPU | Core i9-10850K |
---|---|
グラボ | GeForce RTX 3070 8GB |
SSD | 1TB NVMe SSD |
メモリ | 32GB DDR4 |
マザーボード | インテル Z590 チップセットATXマザーボード |
電源 | 750W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
raytrek ZF 10850K搭載モデルのおすすめポイント3つ
- 1TBの大容量ストレージ搭載!
- 圧巻の10コア20スレッド!
- 最大5.2GHzのシングルスレッド!
raytrek ZF 10850K搭載モデルのレビューと評価・評判
Intel製CPU搭載型を選びたい方におすすめ!
raytrek ZF 10850K搭載モデルは、ハイエンドゲーミングPCの中でもIntel製CPU搭載型を選びたい方におすすめ。ゲーム向けのCPUに重要なシングルスレッド性能が非常に高く、処理の重いゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。
そして、10コア20スレッドのマルチスレッド性能によって、マルチタスク性能でも隙がないため、文句の付け所のないPCと言えるでしょう。
raytrek ABF
次に紹介するおすすめのハイエンドゲーミングPCは、「raytrek ABF」です。

raytrek ABFの仕様・製品情報
CPU | Ryzen 7 5800X |
---|---|
グラボ | GeForce RTX 3070 8GB |
SSD | 1TB NVMe SSD |
メモリ | 32GB DDR4 |
マザーボード | AMD B550 チップセット ATXマザーボード |
電源 | 750W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
raytrek ABFのおすすめポイント3つ
- 8コア16スレッドだからマルチタスクも快適!
- 最高4.7GHzのシングルスレッド!
- 1TBの大容量ストレージ!
raytrek ABFのレビューと評価・評判
AMD製CPU搭載型を選びたい方におすすめ!
raytrek ABFは、AMD製CPU搭載型を選びたい方におすすめ。上記で紹介したraytrek ZF 10850K搭載モデルと価格はほぼ同じですが、性能テスト結果では、総合スコアでraytrek ABFが若干上回っています。そのため、AMD製CPUに抵抗が無ければコスパ面で優れているraytrek ABFをおすすめします。
raytrek R7
次に紹介するおすすめのハイエンドゲーミングPCは、「raytrek R7」です。

raytrek R7搭載モデルの仕様・製品情報
CPU | Core i7-10875H |
---|---|
グラボ | GeForce RTX 3070 8GB |
SSD | 1TB NVMe SSD |
メモリ | 32GB DDR4 |
マザーボード | モバイル インテル HM470チップセット搭載マザーボード |
raytrek R7のおすすめポイント3つ
- デスクトップPCクラスのスペック!
- ノートPCだから場所を取らない!
- スタイリッシュなデザイン!
raytrek R7のレビューと評価・評判
ノートPC派の方におすすめ!
ノートPCから選びたいという方にはraytrek R7がおすすめ。CPU、グラフィックボード、ストレージ容量どれをとってもゲーマー向けPCには十分な性能で、カスタマイズの必要性の低い、高い完成度のノートPCです。
ノートパソコン本体を含む最大3画面のマルチモニター環境に対応しており、環境面での拡張性も十分と言えるでしょう。
ライターあとがき
今回は、20万円から30万円のハイエンドゲーミングPCを紹介しました。
今では、自作PCとBTOPCの間にコスト面での差はそれほどないため、一からPCを組む場合はBTOPCは非常におすすめできるサービスです。
今回は、そんなBTOPCの中でもおすすめのモデルをまとめました。参考にしていただければ幸いです。
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