動画編集ソフトに必要とされている機能は一通り持っているAfterEffectsは、その反面、処理が重くPCに要求されるスペックは高いです。
今回は、そんなAfterEffectsを、快適に動かせるPCを推奨スペックと必須スペックの表のデータを元に、ご紹介します。
目次
After Effectsとは?特徴を紹介
World of Warships向けPCを購入する前に確認しておきたいことについて解説していきます。
- シェア率の高さによるヘルプの多さ!
- プラグインでさまざまな機能を追加できる!
- ユーザーが多いからプロジェクトファイルを共有しやすい!
シェア率の高さによるヘルプの多さ!
AfterEffectsは、動画編集のための機能を幅広く取りそろえた動画編集ソフトです。そのため、機能を使いこなすこと自体が難しいソフトでもあります。分からないことを調べる機会が初心者のうちほど多くなるでしょう。その際、AfterEffectsであればシェア率の高さのおかげで答えにたどり着きやすくなっています。ですので、初心者から上級者まで幅広くおすすめできる動画編集ソフトの一つでしょう。
プラグインでさまざまな機能を追加できる!
AfterEffectsは、デフォルトの状態でもさまざまな機能が搭載されており、機能が不足して困るということはそれほど多くはありません。ですが、そんなAfterEffectsでもユーザーの中には、欲しい機能がないという場合もあります。そんな時には、プラグインと呼ばれる拡張機能で、不足している機能を追加することができます。
ユーザーが多いからプロジェクトファイルを共有しやすい!
動画編集をしている方の中には、知り合いにも動画編集をしている人がいる状況も珍しくはないと思います。特に、知り合いの方がAfterEffectsに対する理解度が、中級者以上であれば始めの内は、プロジェクトファイルの共有などでサポートしてもらうことも可能になります。また、お仕事として動画編集の技術を培っていきたいという方には、プロジェクトファイルが共有できるというポイントは非常に大きなポイントになります。
After Effectsの必要最低PCスペック早見表
パーツ | 必要最低スペック | 備考 |
---|---|---|
CPU | 64ビットをサポートするマルチコアintelプロセッサー | AMDでも動作はします。 |
グラボ | GPU VRAM 2GB | NVIDIA ドライバー 451.77以降にアップデートが推奨されています。 |
SSD | 5GBの空き容量のあるハードディスク。 | ディスクキャッシュ用の追加のディスク容量として、10GBの空き容量の確保が推奨されています。 |
メモリ | 16GB以上 (32GBを推奨) | 間違えやすいですがストレージではありません。 |
After Effectsの推奨動作環境
ここではAfter Effectsの推奨動作環境について詳しく解説していきます。
早見表だけではよくわからないという方はこちらをチェックしてください。
- OS
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- グラボ(GPU,グラフィックボード)
- 電源/マザーボード
OS
OSとは、オペレーションシステムの略称です。スマホにも同様のシステムは導入されており、iOSやAndroidといったものと認識してもらえば分かりやすいと思います。
そんなOSは、PCではWindowsとMacOSが高いシェア率を獲得しています。スマホと同様に、PCのOSもOSとソフトウェアでの互換性の違いがあります。ですので、ソフトウェアによってはサポートされていないということもあります。
AfterEffectsとOSの互換性は、どちらのOSでも公式にサポートされているので、好みで選んで問題ないでしょう。
CPU
CPUとは、PCの処理中枢を担う、人体に例えるなら脳のような働きをするパーツです。
動画編集ソフトは、さまざまなオブジェクトを生成して配置したり、画像を複数枚使って動画にまとめるツールです。そして、これらの動画用に使われている素材の数が増えるにつれて、CPUに対する負荷は重くなっていきます。ですので、動画編集ソフトは、他のソフトウェアに比べるとCPUに対する負荷は高いです。
上記のことから、CPUは快適な動画編集の環境を構築するには、それなりのコストがかかるパーツとなっています。
メモリ
メモリとは、PCが処理しているソフトウェアやファイルを格納しておく記憶領域です。
そんなメモリは、動画編集であれば、編集中のファイルの大きさによって消費メモリが増えていきます。ですので、編集する動画の尺が長くなる可能性が高い方は、少し多めに搭載しておくと良いでしょう。
また、デスクトップPCであれば、メモリの増設はそれほど難しくはないので、PCパーツを自分で増設することに抵抗が無ければ増設を考えてもいいと思います。
ストレージ
ストレージとは、PCの記憶領域です。
AfterEffectsは、動画編集ソフトですので、利用する上で必要なストレージ量がソフトウェアとOSの合計値と動画ファイル用に余裕を持っておく必要があります。
編集する動画の尺にもよりますが、作った動画ファイルをいちいち消したりするのも面倒ですので、かなり余裕を持たせておくか、安価で大容量なHDDを動画保存用に、ソフトウェアとOSを導入するストレージはSSDと使い分けをすることをおすすめします。
グラボ(GPU,グラフィックボード)
グラボとは、GPUやグラフィックボードと表記されていることもあるPCの描画能力に大きく影響するパーツです。ですが、実は動画編集をする際にグラボの性能はそれほど重要とはされていないようです。
動画編集ソフトには、編集中の処理内容を確認できるプレビュー機能があります。このプレビュー機能は、多くの場合でCPUが処理を担当しており、グラボはあまり関係は無いようです。
ですので、動画編集用のPCであれば、CPUにコストをかけてグラボは控えめなものを搭載しても問題はないとされています。
After EffectsはMacでも快適に動作する?
MacでもAfter Effectsは快適に動作します。
Windowsとの違いは、Macならではの色の表現力の高さで、より色彩にこだわりを持っている方であれば、Macはおすすめできます。しかし、コスパ面ではMacはWindowsとは比べるまでもない差があります。
また、Macはゲームとの相性が悪く、コスパも良くないので、色彩にこだわりたい方で、PCでゲームをプレイする予定が無い方、もしくはゲーム用のPCを持っている方で、コスパ面も気にしない方であればMacはおすすめできます。
After EffectsにおすすめのゲーミングPC5選
After EffectsにおすすめのゲーミングPCを5選紹介していきます。
PM5A-A200/T2
最初に紹介するAfter EffectsにおすすめのPCは、「PM5A-A200/T2」です。

PM5A-A200/T2の仕様・製品情報
CPU | AMD Ryzen 5 3600 |
---|---|
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
SSD | 500GB |
メモリ | 16GB |
マザーボード | ASUS PRIME A520M-A |
電源 | CWT製 550W |
PM5A-A200/T2のおすすめポイント3つ
- 高性能なCPU!
- カスタマイズで32GBまで増設可能!
- 安心の保証期間付き!
PM5A-A200/T2のレビューと評価・評判
コスパも考えつつ動画編集を快適に行える優れた性能!
PM5A-A200/T2は、コスパを考えつつ動画編集に最適なPCを選びたい方におすすめです。
コスパを重視してしまうと、動画編集の環境としては快適さを欠いてしまうこともあります。このPCは、動画編集をする上で快適な環境といえるスペックの水準に近いスペックです。ですので、コスパのバランスが良く、幅広くおすすめできるPCです。
G-GEAR GA5J-C201/T
次に紹介するAfter EffectsにおすすめのPCは、「G-GEAR GA5J-C201/T」です。

G-GEAR GA5J-C201/Tの仕様・製品情報
CPU | Intel Core i5-10400 |
---|---|
グラボ | NVIDIA GeForce GTX1650 |
SSD | 240GB |
メモリ | 8GB DDR4 |
マザーボード | ASUS PRIME H470-PLUS |
電源 | CWT製 450W |
G-GEAR GA5J-C201/Tのおすすめポイント3つ
- バランスの良い性能!
- 安心の保証期間付き!
- ミドルタワーPCだから拡張性も抜群!
G-GEAR GA5J-C201/Tのレビューと評価・評判
コスパも考えつつさまざまな用途での使用を予定している方におすすめ!
G-GEAR GA5J-C201/Tは、動画編集用のPCにしてはメモリの量が少ないです。ですが、BTOモデルとなっていますので、カスタマイズで最大64GBまで増設可能となっています。
カスタマイズ前の8GBでは流石に心もとないので、16GB以上でカスタマイズすることで、動画編集をはじめとして、さまざまな用途で不自由ないPCになりますので、幅広くおすすめできるPCです。
eX.computer CM7J-C201/T
次に紹介するAfter EffectsにおすすめのPCは、「CM7J-C201/T」です。

CM7J-C201/Tの仕様・製品情報
CPU | Intel Core i7-9700 |
---|---|
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
SSD | 240GB |
メモリ | 8GB DDR4 |
マザーボード | ASUS PRIME B365M-A |
電源 | CWT製 550W |
CM7J-C201/Tのおすすめポイント3つ
- 超高性能なCPU!
- 1TBのHDD搭載!
- カスタマイズで最大64GB増設可能なメモリ!
CM7J-C201/Tのレビューと評価・評判
AfterEffectsの動作にフォーカスしたPC!
前述したようにAfterEffectsの動作には、グラボよりCPUの性能が大きく影響します。
CM7J-C201/Tの、CPUにはCorei7-9700を搭載しており、AfterEffectsの動作は非常に滑らかなものになります。
CPU以外はミドルスペック程度の水準のパーツばかりなので、ある程度は価格も抑えられており、AfterEffectsでの動画編集の環境をとにかく良くしたいという方におすすめできるPCとなっています。
eX.computer WA5A-A201/TA
次に紹介するAfter EffectsにおすすめのPCは、「WA5A-A201/TA」です。

WA5A-A201/TAの仕様・製品情報
CPU | AMD Ryzen 5 3600 |
---|---|
グラボ | AMD Radeon RX 5500 XT |
SSD | 500GB SSD (M.2規格) |
メモリ | 16GB DDR4 |
マザーボード | ASUS PRIME B450-PLUS |
電源 | CWT製 550W |
WA5A-A201/TAのおすすめポイント3つ
- 圧倒的な転送速度のM.2規格SSD搭載
- メモリは最大で64GBまで搭載可能!
- 安心の保証期間付き!
WA5A-A201/TAのレビューと評価・評判
起動や読み込みが速いPC!
M.2規格のSSDは、一般的なSSDよりもさらに高速で転送できるストレージです。ですので、PCの起動やAfterEffectsの起動、動画ファイルの読み込みなどにかかる時間が減ります。
起動速度やファイルの転送速度が速いことは、AfterEffectsユーザーかどうかに関わらず、嬉しいポイントですので、多くの方におすすめできるPCです。
eX.computer WA5A-A201/BL
次に紹介するAfter EffectsにおすすめのPCは、「WA5A-A201/BL」です。

WA5A-A201/BLの仕様・製品情報
CPU | AMD Ryzen 5 3600 |
---|---|
グラボ | AMD Radeon RX 5500 XT |
SSD | 500GB SSD (M.2規格) |
メモリ | 16GB DDR4 |
マザーボード | ASUS PRIME B450-PLUS |
電源 | CWT製550W |
WA5A-A201/BLのおすすめポイント3つ
- 3DCGも使えるグラフィック性能!
- 安心の保証期間付き!
- M.2規格のSSDであらゆる動作が高速化!
WA5A-A201/BLのレビューと評価・評判
3DCGも交えた動画編集におすすめ!
AfterEffectsには機能の一つとして3DCGを使う事ができます。
AfterEffects自体はCPUでの処理が多いのですが、3DCGとなると話は別になります。AfterEffectsであっても3DCGに関してはグラボの処理になるようですので、ある程度のグラフィック性能が必要となります。
ですので、3DCGを交えた動画編集を予定している方には、WA5A-A201/BLは非常におすすめできるPCとなっています。
まとめ
今回はAfterEffectsを利用する際に適したPCを紹介してきました。
Macでの動作もサポートされていますが、MacのPCはそれほど選択肢が多くないので、おすすめ5選ではWindowsのおすすめPCをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
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